インフルエンザに良いN95マスクと症状にはタミフル

N95マスクは、手術用のサージカルマスクよりも小さな微粒子を濾過するとされています。
手術用のサージカルマスクは、3μmのぶどう状球菌の濾過効率が95%とされていますが、N95マスクは0.075μm 空力学的質量径換算約0.3μmの微粒子を95%以上濾過するとされ、圧倒的にN95マスクの方が微粒子を効率良く濾過出来ます。
N95マスクは、九州地方北部や近畿地方西部で特に問題視されている直径約2.5μmのPM2.5や約0.3μmと非常に小さなインフルエンザウイルス飛沫核粒子、レトロウイルス飛沫核粒子などもほぼ濾過出来、花粉症対策やチリダニなどのハウスダスト対策にも有効です。
インフルエンザの感染経路には、飛沫感染と空気感染、接触感染の3種類があり、N95マスクにより飛沫感染と空気感染を防いでも、接触感染により感染するケースが多々あります。
インフルエンザウイルスは、ウイルスの遺伝子情報の詰まっているRNAをウイルスに感染している細胞内で放出して書き換えウイルスを増殖し、グリコシド結合を切断する酵素ノイラミニダーゼの力を借りてウイルスを感染細胞外に放出して、加速度的にウイルスを増殖させます。
タミフルは、酵素ノイラミニダーゼの働きを阻害する事により、細胞内で増殖したウイルスを閉じ込め、ウイルスの増殖を抑制作用により、インフルエンザの症状の悪化や発症を遅らす効果が期待出来ます。
タミフルは、リン酸オセルタミビルを主成分とするノイラミニダーゼ阻害薬であり、インフルエンザ治療薬として処方されていますが、インフルエンザ自体の症状を沈静化する作用は無く、発熱症状や二次感染の症状に対しては鎮静剤や抗生物質などの投与が必要となります。
又、医療機関では、2015/2016インフルエンザシーズンに向けてタミフルに耐性を持つインフルエンザウイルスの流行が懸念されています。